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  • 2022年4月2日 いつまでも自分の足で歩ける人生

    ※健康通信「それいゆのはとむぎ」4月号Vol.250に掲載された骨盤ウォークトレーナー/健康指導講師のみのわあい。さんとの対談をお届けします。


    「歩く」ことは体にも心にも、とてもよい効果が期待できるそうです。
    そこで今回は骨盤ウォークトレーナー/健康指導講師でいらっしゃいます「みのわあい。」さんをお招きして「正しい歩き方」のポイントを教えていただきたいと思います。
    あいさんはウォーキングで有名なデューク更家さんのお弟子さんとして全国で活躍され、現在は独立して参加型の健康講演会やオンラインでの動画配信、テレビやラジオなどのメディアにも出演されておられる笑顔が素敵な女性でいらっしゃいます。
    またクラウドファンディングで『見るだけでからだが変わる!』という日めくりカレンダーを発売され、著書『骨盤革命 1日1分の骨盤スクワットで美姿勢になれる!』(自由国民社)を出版されるなどご活躍されています。


    【会 長】:
    愛さん、今日はよろしくお願いします。

    【あいさん】:
    こちらこそよろしくお願い致します。
    この度は「それいゆ」さんとご縁を頂きまして嬉しく思います。
    今ウォーキングが流行っていますが皆さん「正しく歩く」って意外とご存知ないのですよ。
    「正しく歩く」と姿勢がよくなる、血液の循環がよくなる、体が温かくなる、生活習慣病の予防や改善などに役立ちます。また「歩く」ことはストレス解消になり気分が明るくなるなど、心にもとてもよい健康効果があるのですよ。
    今日は実際に体を動かしながらレッスンしてみましょう。

    【会 長】:
    そもそも「歩く」って誰にも教わっていませんね。
    幼稚園や学校では、前にならえとか、列になって行進はしたけれど「歩き方」って習っていませんね。

    【あいさん】:
    そうなのですよ。歩くことは心と体の健康づくりに、とても重要な事なのに誰からも教わらないのです。
    ですからほとんどの人は自己流で歩いておられます。
    ところで会長は普段から歩いておられますか?

    【会 長】:
    私は普段ほとんど歩いていませんね(笑)。
    車通勤ですから社内を歩くだけです。ですからお天気のよい休日は歩いてお買い物に出かけますが、季節や景色を楽しみながらのんびりと歩いているだけです。
    姿勢や歩幅、速度など気にしていませんね。

    【あいさん】:
    でもせっかくなら「歩く」ことを意識するともっと楽に歩けるかもしれませんよ。
    「正しい歩き方」をされている人は見た目にも美しいです。
    体が整い、脳からは幸せホルモンがたくさんでてきます。

    【会 長】:
    それは嬉しいことですね。
    ではさっそく「正しく歩く」のポイントを教えていただきましょう。

    【あいさん】:
    はい!まずは姿勢ですが両手を前に出して手のひらを合わせ、そのまま上にあげましょう。
    体は上に上にとぐーんっと伸ばし、背伸びしたままで数秒間キープ!
    この時に大事なポイントは、あばら骨を引き上げることです。
    すると呼吸が深くなり、お腹まわりはスッキリ!背筋が伸びると腰痛や肩こりの解消にもなりますよ。



    【会 長】:
    あばら骨を上げる? どういうことですか。

    【あいさん】:
    あばら骨って意識したことはないでしょう。
    あばら骨は加齢と共に下垂します。
    私たちの上半身は全体重の約7割を占めているので、あばら骨から上半身を引き上げるようにして歩くと体が軽く感じられます。



    【あいさん】:
    次は両手を前に出して体の中心に足を着地させましょう。
    ちょうど船が水をかき分けて進むようなイメージです。
    すると股関節の動きがよくなりスムーズに前進できますよ。



    【あいさん】:
    その時、脚の起点がみぞおちにあるとイメージしてください。
    みぞおちから骨盤にかけて脚を動かす筋肉があるので、みぞおちからが長い脚だと意識します。



    【会 長】:
    歩くのってあばら骨、みぞおち、骨盤など体の中を意識するのですね。

    【あいさん】:
    そうなのです。「正しい歩き方」は骨盤を意識して動かすことが大切です。
    体という旧漢字は體で骨が豊と書きます。
    全身の骨は206本あり骨を意識することが健康のコツ(骨)なのです(^_^)

    【会 長】:
    そう言われれば納得です。

    【あいさん】:
    骨盤を意識せず筋肉だけに頼って歩くと、疲れやすく膝や腰に負担がかかってしまいます。
    足が疲れる人は骨盤を使わずに太ももの前の筋肉ばかり頼って歩いているのです。


    【会 長】:
    太ももにブレーキとアクセルの役割があるのって知らなかった。

    【あいさん】:
    「正しい歩き方」をすると背中もウエストもスッキリし、脳が活性して前向きな心にもれますよ。

    【会 長】:
    ええことづくしですね(笑)。
    さっそく実行して「いつまでも自分の足で歩ける人生」を目指しましょう。

    【あいさん】:
    今回はレッスンをさせていただき楽しかったです。
    「正しい歩き方」のポイントは、
    〈1〉あばら骨を上げる
    〈2〉体の中心に足を着地する
    〈3〉みぞおちから脚だと意識する
    〈4〉骨盤を動かすこと
    です。これから若々しく歩いて健やかにお過ごしください。

    【会 長】:
    ありがとうございます。
    お天気がいいので奈良町をご一緒に歩いてみましょうか (^_^)



    今日のレッスンの内容はカレンダーや書籍、動画で配信されています。





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